イースター島の旅

ラノ・ララク


 3日目。この日は朝からレンタカーを借りて島の郊外の遺跡群を見に行きました。遠いところから順番に戻ってこようと思い、ハンガロア村(島の西部に位置)の反対側にあるアフ・ナウナウから訪問。
 この遺跡は砂に埋もれていたそうで、かなり保存状態がよいそうです。ちゃんと頭の上のプカオも残っていますし。

 次にアフ・トンガリキ。これは日本のクレーン会社が協力して再建したものだそうで、15体のモアイが並ぶ壮大な遺跡です(たぶん一番数が多いです)。モアイってほぼみな海沿いの場所にあり、海を背に内側を向いています。宗教的な意味合いらしいですが、村の守り神というのがしっくりくる感じです。写真的にも画になりますし、ばっちりです。
ここは日没前にも来て夕焼け時の姿を撮影しました(ただし海は東向き)。

 ラノ・ララク。ここが数あるモアイ像を切り出してきた山だそうです。あちこちに切り出し途中のモアイが乱立していました。なかなか異様ですが、おもしろい風景です。しかし、昔の人は何mもある大きなモアイ像を海岸沿いまで運んだことと思うとすごいなぁと思います。下に丸太を敷いて運んだという説とブランコのようにして運んだという説があるみたいですが、後者が有力みたいです。

 アフ・アキビ。唯一丘の上にあってしかも海を向いているモアイ像です。ここからの夕焼けモアイ像の写真をよく見かけます。ベストスポットの1つですが、村から遠いので、夕焼けを撮りたい場合はアクセス方法は考えないとダメです。

 時間、時期がいいのかわかりませんが、どの場所もほとんど人がいなかったので、のんびりできます。