日常生活2

 旧市街のクリスマスマーケットは大盛況です。今日撮影に行ってきました。でもカメラで構えるとややイマイチでした。全てはカッセルで24mm広角レンズを滝に落としたせいです。実際に行った方がその雰囲気のよさがよく分かると思います。ここミュンスターはオランダに近いということもあり、オランダ人が結構来るそうです。研究室の人曰く、話しかけると2人に1人はオランダ人だって言ってました。クリスマスマーケットってドイツとオーストリア限定の習慣なんだそうです。
 グリューヴァインは本当においしいです。外の寒い所であったかいのを飲むというのが一番いいんだと思います。赤ワイン+数種類のハーブを温めた物で、スーパーではグリューヴァイン用のティーバッグが売られています。大量に買い込んだので、欲しい方あげます。外の寒い中で飲むのがおいしいので、家の中で作っても、外に出て飲みましょう(笑)。


 クリスマスは日本に比べて神聖だと思います。イメージ的には、、、宗教的には日本のお盆、慣習的には正月みたいな感じです。というのも、僕がいうのもなんですが、ヨーロッパ人、あんまり信心深くないので、若い人は「うざい」と言います。クリスマスは家族で過ごさ”なければならない”からです。次の日は親戚と会うそうです。でも、みんな地元に帰って地元の友達と会えるのを楽しみにしています。そういうところ日本の正月みたいな感じです。


 そういえば、こちらに来た時にした住民登録で1つ迷ったことがありました。
 普通に宗教を聞かれました。一応仏教徒とその時は答えたんですが、実質僕は無宗教なので、かなり違和感が・・・。ないならないでいいみたいなんですが、何もないというのもヘン、、、なんでしょうか!?その辺り、未だに感覚的に良く分かりません。


 トルコのEU加盟の問題が昨今の話題の1つです。賛否両論らしいですが、おそらく加盟するだろうと周りの人は言います。
 何の賛否かといいますと、宗教の問題です。トルコは言わずとしれたイスラム教国なので、その点が争点なんだと思います。オランダやドイツには結構イスラム教の人がいて(少なくとも仏教徒よりははるかに多いと思います)、トルコはかなり民主的(?)なイスラム教国なので、おそらく来年あたりに加盟するだろうという見解が多いみたいです。イギリスなど保守的な国もあるようですが、スタンスをそのまま保って結局はトルコの加盟を承認するだろうとのことです。
 冗談で日本もEUに入ればいいのに、って言われました。
 、、、でも、そもそも経済的にアメリカ、日本と対抗するのも1つの目的でしょうし、大体日本はヨーロッパじゃないし、、、と一応突っ込んでおきました。
 でもちょっと斬新だと思いました。ユーラシアユニオンみたいなのって将来できないんでしょうか!?でも日本は島国だからたぶん保守的でしょうね。
 EU内でも憲法1つ取ってみてもやたらと難航してますし、なかなか大枠で1つになるということだけでも難しいことなんだなって思います。
 そういえばいつだか、EUのHeadquarterに行きました。ベルギーのブリュッセルにあります。だから何だといえばそれまでですが、、、えーと、言いたいのはそれだけです。


つづく。