リトアニアの旅③

Nida


 ついでにトゥラカイというヴィリニュス近郊の街にも行ってきました。駅前のバスターミナルから30分ぐらいです。
 トゥラカイ城というお城と湖があってなかなか綺麗な場所です。そしてとっても田舎でした。時間がちょっと遅く流れている感じがしました。
 街のインフォメーションではアジア人が珍しいらしく、「どこから来た?」と珍しく聞かれました。というのもヨーロッパの観光地に行くと大体日本人と一発で当てられるので・・・。まだ日本の観光客って少ないんでしょうか!?でも日本語のガイドブックも発行されていることですし、物価も安いし、雰囲気もいいし、観光にはとってもいい国だと思います。
 ちなみに、特に西ヨーロッパでなんですが、観光地を歩いていると日本語で話しかけられることがあります。中途半端におちょくったように日本語を使われるのがすごく嫌いなので、僕の場合日本語でまくし立てるか無視するかどっちかにするんですが、無視すると、、、次にはよく「セニョール?」とスペイン語がきます。どうみてもアジア系の顔なのに・・・。


 日本でもよく見かけますが、ヨーロッパでも街中に大道芸人がいます。普通に何かを演奏している人がやはり多いんですが、変な化粧をしてじっととまっていてお金を渡すと動く人とかもいます。漫才師はさすがにいません(笑)。
 ここヴィリニュスにもやはりそういう人達がいたのですが、子供達がそういうことをしていてちょっとめずらしいなと思いました。通りを歩いていると、まず管楽器を演奏する4人組の少年を見かけました。なかなか演奏もうまく、ちょっと感心してしまいました。少し歩いていると今度はバイオリン弾きの少年。あんまりうまくなかったのですが、まあ少年なのでこれからということで、、、。そして、さらに歩いてると、縦笛少女が・・・。見た瞬間思わず噴き出してしまいました。しかも曲は(題名を忘れてしまったのですが)、僕も小学生の頃習った曲でした。「それって練習?」って突っ込みたくなりました。僕が小学生の頃は家でこそこそ練習したものですが、今時の子供はやることが違います。でもあまりにも真剣でけなげだったので、曲も聞いたことだし、少しチップをあげました。


 そうです。この国、物価が安いです。前にポーランドが安いと書きましたが、それをさらに凌いでます。生ビールは120〜130円。夕食はレストランで食べても500円ぐらいです。マルボロ・ライトもさらに安かったです。、、、日本の免税品の値段を下回りました。、、、でもそういえば、昔ベトナムに行った時、空港の免税店でマイルドセブン1カートンが9USドルで売られていたのを思い出しました。それに比べると、やっぱり高いです。

 つづく。

バルト3国のガイドブック

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