リトアニアの旅②

Trakai


 行きのフライトはBerlin-Tegel14時過ぎ発、Vilnius着16時半(時差+1時間)であっという間についてしまいました。バルト3国は結構北にあると思っていたのでこの時期の旅にしたのですが、さすがに6月ということで昼間は上着は必要ないぐらいの暖かさがありました。

 空港を出てすぐにバスに乗り、繁華街へ向かったのですが、バスがなかなかレトロでよかった?です。でもちょっと匂いが、、、、。電車、飛行機と乗り継いでやや疲れていたのに、バス内の雰囲気がものすごいもわっとしていて(しかもやや臭い(笑))、かなり参りました。ヴィリニュスのバスはチケットをキオスクで買う方式でまとめ買いをしておくのがいいと思います。空港にキオスクがありました。1回0.8リタス(約30円)です。

 バスターミナルに着くと早速宿探しを始めました。この国はさすがに旧ソ連ということもあり、あちこちでそんな雰囲気が残っていました。駅前のホテルとかレトロ感たっぷりで、好きな人はすごく好きだと思います(でも高かったのでやめました)。
 この国、宿代は結構高いと思います。ちょっと探さないと3、4千円のホテルは見つかりません。僕は偶然寄ったホテルが一杯だったのですが、バストイレ別の所ならいいよというので(初めは部屋番号がなかったので???と思ったのですが)、安く泊まれました。しかも不思議なことに2泊目には部屋に番号がついてました(笑)。施設は普通の宿です。特に汚いということは全くなかったです。値切って100リタス(約3600円)で落ち着きました。

 荷物を置いて早速街観光に出かけました。旧市街はとても落ち着いていて、ほんとにこの雰囲気は好きです。少なくともドイツのよく知られている街には見られません。中欧(バルト3国は違う!?)万歳!です。
 夜ご飯はガイドブックに載っていたリトアニア料理のお店に行ったのですが、また出会ってしまいました。ドイツ人観光客。
 僕が食事をしていると隣に老夫婦が、、、。見た目からもそうかなと思ったのですが、話し声がやはりドイツ語。まあ自分なんて日本人のくせに一人で来ているのだから人のこと言えませんが・・・。
 っでちょっと驚いたのが、この人達、全く臆することなくドイツ語で注文を・・・。ここリトアニアですよー、と思ったんですが、ふとそういえば自分もリトアニアにいるのに英語しか話してないぞと、、、。なんだ同じだ。これからはどんな国に行っても、日本語でまくし立てるというのも手かも知れません(笑)。別に英語は世界で最も通用する言語の一つだとは思いますが、決して国際語ではないはずですし。
 っで、少しお話してみたところ、船旅でドイツからポーランドを経由して点々としてきたそうです。18日もなんてうらやましい。僕にはあと30年は無理な旅かもしれません。
 どうでもいいんですが、ドイツの人達って外国であっても独自の都市名を使います。これも実はどこの国の言葉も一緒だなと思っているんですが、例えば、ポーランドグダニスクのことを彼らはDanzigダンチヒ)と言います。都市名とは関係なく聞き覚えがあるんですが(笑)、昔のドイツ領時代の名前を今も使っているということです。ドイツ語のガイドブックを見ると実際の現地語名とドイツ語名が併記されています。チェコとかポーランドに多いと思います。

 街はたくさん教会があり、みどころは沢山ありました。
 日本のガイドブックがやや頼りなかったので、本屋でガイドブックを探したところ、なかなかよいガイドブックを見つけました。

 各名所とても詳しく説明されていて、なかなかオススメのガイドブックです。

つづく。

ヴィリニュスのガイドブック

バルト3国のガイドブック

街情報