クロアチア、イタリアの旅③

San Marino


 日本から旅行する場合、大体出入国は空港になると思うんですが、大陸の国になるといろいろ国境の越え方がありますよね。
 何が言いたいかといいますと、国境の越え方によってパスポートに押される判子が違うんです。大体どこの国(特にヨーロッパの国々)でも、飛行機の場合は飛行機マークが、鉄道の場合は汽車のマークが、船の場合は船のマークがよく見るとついています。ヨーロッパの国々ではぱらっとパスポートを見るだけで、あまり判子を押してくれない傾向にあるんですが(これはむしろ日本のパスポートがすごいのかもしれません)、今回は船の判子が欲しかったので、審査官の人に判子押してくれと頼んでしまいました。
 ということで、今回はクロアチア鉄道入国の判子と船出国の判子、それにイタリア船入国の判子をゲットしました。イタリアの船入国はなかなかレアじゃないかと思います。ちょっとうれしい感じです。

 行きの段階ではどこに行って帰ってくるか決めていなかったので、とりあえず帰りのチケットはミラノ発の国際夜行列車を予約しておいたのですが、イタリア入国が朝7:00ということで一日どこかイタリアの都市を観光する時間がありました。ということで行ったのが、アンコーナから近いサンマリノ共和国。ものすごい高台にある街で見晴らしがすごく良くて写真を撮るにはとてもよい風景で、気候も暑いけれどもからっとしていて気持ちが良く、1回ぐらいなら来てもよい場所だと思います。ここもすっかり夏でした。
 よくスペイン人とかイタリア人は怠け者だと言われますが、この気候だったらしょうがないかなともちょっと思ってしまいました。部屋にこもって一日中仕事するなんてもったいなすぎます。日本もこんな気候だったらきっともっと怠け者になっているんじゃないでしょうか(笑)。

つづく。

写真集
ガイドブック
サン・マリノのガイドブック