ヨーロッパから見た日本って。

 そういえば、ヨーロッパから見た日本って、、、ってたまに思うんですが、この数ヶ月暮らしてきた感じでは、眼中に入ってません(笑)。世界地図(こちらの世界地図はヨーロッパが真ん中にあります)を見ても地図の端っこの方にあるので、どこか「極地感」があります。何より日本の情報がほとんど入らないので、わからないといった方が正確かもしれません。
 旅行会社などの看板を見ても多く見受けられるのは、スペイン、イタリア、アメリカ、南アフリカ、タイなどで、TOKIO(ドイツ語だとなぜかこう書きます)の文字はまず見当たりません。本屋に行ってもガイドブックもほとんどなく(少しはあり、本には銀座とか紹介されてましたが、観光する所あるのかな?って思いました。買い物にしたって別に物価の高い日本で買う必要もないだろうし、、、。浅草はもちろんありました。)、観光地としても相当マイナーです。僕の周りの人は、スシ、ラストサムライ、カンパイぐらいしか知りません。一人ハムスターを家で飼っている人がいて、その人はハム太郎を知ってました(僕も名前しかしらないのに、、、)。スキヤキも知らないのか?っとやや驚きました。あんなにおいしい物をしらないなんて、、、と思いましたが、食文化も違いひょっとすると自分の思い入れが強いだけかもしれないと思い直し、日本の伝統的な食べ物だとだけ言っておきました。あと、たぶん知らないだろうと思いつつ「たこ焼き」も聞いてみましたが、もちろん誰も知りませんでした。説明も迷ったんですが、「日本で最もポピュラーなジャンクフード」ということにしておきました。たこ焼きメーカーを持ってきているので、誕生日にお披露目しようかと思っています(こちらの誕生日は自分が主催で祝わなければならないんです)。いつかドイツ国内にもたこ焼き屋ができることを願っています。
 そういえば、ジャンクフードで思い出しました(なんだかしりとりみたいです)。こちらでは老若男女問わず、ジャンクフードを食べてます。ジャンクフードとはフライドポテト(Pommes)と焼きソーセージ(Bratwurst)なんですが、街中でおじいさんとかおばあさんまで歩きながら食べてる光景を見かけます。よっぽど大衆的なのか他に食べるものがないのか、今はまだ判断つきませんが、とってもポピュラーであることは間違いないです。

つづく。