ガラパゴス諸島


  ガラパゴス行ってきました。
 行くかどうか正直かなり悩んだんですが、地震以前に今年に入って気分が落ちていて気分転換が必要だったのと、飛行機のチケットやらホテルやらそれぞれ安く押さえたつもりなんですが、それでもそれなりに費用掛かってるので、行けるようだったら行こうと決め出発したところ、出発から帰国までこれまでになくいろいろなアクシデントがあったんですが、なんとか行って来れました。何よりもやっぱりずっと気にしていた日本の状況が海外からはどんな感じだったか、、個人的な感想を残しておきたいと思います。



 アメリカでは、初めは津波の状況も放送されていましたが、あとは放射能の問題ばかりフォーカスしてました。
CNNでは日本ではなかったぐらい詳しい問題点の解説とそれに対するディスカッションがなされていて、きっと明日は我が身的に感じているのでしょう。
 個別に話したりすると同情を寄せられるんですが、、世論の大勢はこれとは少し違うのかなと、この時ちょっと感じました。やっぱり場所的に遠いというのが大きいのかもしれません。
 逆にハイチの震災などは1年以上経った今でもマイアミではキャンペーンが大々的に張られていたけど、日本では結構前からあまり情報自体がない。地震の被災からの復興が進まず、問題は深刻なようです。
 あと相変わらず入口に厳しく出口が”ざる”というこの国の出入国管理は合理的というか、手抜きというか。毎回思うんですが、出国でパスポートコントロールがないと、証が残らないんですけど・・・。
、、、とはいえ、フランスなどは出入国共に押してくれなかった時もあります。こうなるとどこ行ってたかすらわからない(笑)。
 あっ、あと初めて知ったんですが、自衛隊は軍隊として表現されるんですね。知らなかった。CNNでは、陸上自衛隊のことをJapanese Armyと呼んでました。



 エクアドルでは、NHKの映像の一部がそのまま流されていました。ガラパゴス諸島にも2.5mの津波が来たそうで、一部海岸沿いの建物がやられてました。ダーウィン研究所のLonesome George(14種だかあるガラパゴスゾウガメの一亜種だそうで、最後の一匹。彼が亡くなるとこの亜種は絶滅してしまうそうです。)は誰よりも早く丘の上に避難させられたそうです。






 


つづく。


 帰ってきた途端またバタバタで、いろいろな装置の修理の段取りやら、そして、浦安の湾岸地区は上下水道が破壊されている上に計画停電ということで、仕事が完全に止まってしまっているため、なんと機能(人と装置の一部)を別事業所に一時移転することになってしまいました。装置や実験器具の梱包に追われ、バタバタと明日から片道切符で出張です。できれば1カ月くらいでなんとかなってほしいところです。